タイムリミットと夢

あなたはTVを見るほうですか?
最近はスマホの普及でネット媒体が盛況のようですが。

私、TVっ子なので視聴率には貢献してるはずです。
(ビデオリサーチ機は持ってませんがw)
ドキュメンタリーとか討論番組とかが最近は好きですね。
一人暮らしだとハバカラズ大泣きできるし。w
最近ではアニメでしか泣けるストーリーに巡り合っておらず
「なんだかなぁ~」な私です。

先日、高畑勳という人の特集がありました。
知らない人の為にちょっとしたレビューを…。

 

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高畑勳 映画監督(スタジオジブリ)
長編アニメーション「かぐや姫」監督。
宮崎駿とアニメーターとして東映へ入社し、作画の世界へ。
高畑氏は宮崎氏の2つ先輩にあたる。

24歳で初のアニメーション演出。
作画を宮崎氏が担当。

アメリカで「ニモ」という合作アニメを作成中、
当時の監督とソリがあわず帰国。

結果、失職するも二人で漫画を描こうと
アニメ雑誌「アニメージュ」へ寄稿
「風の谷のナウシカ」を作成。
その後映画化、大ヒットさせる。

カナダのアニメーション監督フレデリック・バック氏の
「木を植えた男」(アカデミー賞短編アニメ賞受賞作)を
偶然、帰国前のアメリカの映画館で見た事で
大きな影響を受ける。
高畑氏曰く「自分の原点」とさえ言わしめる。

「かぐや姫」は製作に8年費やし、完成。
徹底的に手書きデッサン風に拘り、作品の世界を作り上げた。
たった3秒のシーンに300枚以上の絵を描く拘り様。
また「プレスコ(prescoring)」という先行レコーディング技法を取り入れ
完成した動画を見せず、声優の演技に任せた。

そして2012年12月16日、
憧れのバック氏へ「かぐや姫」を見てもらうことが実現。

バック氏は「自分の夢の実現を高畑がしてくれた」と
言葉をかけ絶賛した。

しかし体調を考慮し最初6分間の予告編を見せたが
映画を見たバック氏が全編上映を希望。
一緒のソファーに座り、高畑氏の手を取りながら作品を鑑賞した。

バック氏は高畑氏へ「木を植える男」のラストシーンの
作品原画をプレゼントした。

そしてその8日後、2012年12月24日。
バック氏は89歳の生涯に幕を閉じた。
高畑氏79歳。

8年も費やした作品は、バック氏へ見てもらうことが全てだった。
そして奇跡的にも間に合わせることが出来た。

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スゴイお話でした。
アニメを愛し、その作品作りと世界観に
徹底的に拘ってきた人が、憧れの人に自分の集大成を見せることが
目的だったなんて・・・。
そして高畑氏はとても幸せ者だと思いました。

自己実現に残された時間が、決して自分だけの思い通りには
ならないということを、改めて考えさせられるドキュメンタリーでした。

夢をかなえるために、時間を大切にしなきゃね!

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